シュンラン八景




シュンラン(春蘭)は房総半島に自生している植物の中でその色や形から最も個体差が多く表情が豊かな植物と思っています、極端なローアングルから見上げる位置でないと、その表情を見る事ができませんのでデジタルカメラの独断場です。
撮影は全て自然のままを撮りました、掲載したシュンランは玄人筋には駄物かもしれませんが、木枯らしから開放されて木立のキラキラと照り返しに輝く早春の里山で、花を見付けると嬉しさが込み上げてきます。 そんな早春の雰囲気が写真から汲み取れたら幸いです。

参考にした文献
ガーデンライフ編集「日本シュンラン」誠文堂新光社:昭和54年10月10日第1版
青山慶、木下菊次郎、澤 完 著「日本シュンラン」誠文堂新光社:昭和51年9月30日第2版
2000/3/14

抱え咲き(緑)

抱え咲き(赤筋)

<黄色花>

三角肩
荷花弁

矢車型

緑花

平肩

抱え咲き(飛肩)

水仙弁

三角肩(黄緑)

反転咲き

2004年シュンラン写真集

今までに、いわゆる自生の赤花は2本程見ました(ずいぶん古い話ですが)、素心は時折見かけます、しかし梅弁の花は見たことありません又、 葉に模様入りは見た事ありません(除草剤による葉っぱの部分変色はあるようです)。

シュンランの主な特徴
花の色:紅、黄、緑、白、紫及び混合色
花弁の形:梅弁、水仙弁、荷花弁(蓮弁)
花弁の肩:飛肩、一文字肩、三角肩、落肩
咲く形態:抱え咲き、反転咲き
葉の模様:爪、蹴込み、覆輪、縞、蛇皮虎斑、金砂
その他:素心、覆輪、奇形花



『古典園芸の世界』 Greenの"自生地の春蘭"も掲載されてます(買ってネ♪)
『古典園芸の世界』 発刊

春蘭・寒蘭・富貴蘭・えびね・尢磨E長生蘭・羽蝶蘭・おもと・巻柏など10種類以上の草種の栽培方法・楽しみ方・銘品図鑑等、それぞれの専門家が詳しく執筆しています。

蘭を栽培されている方にも、そしてこれから栽培してみたいと思う方にもわかりやすく楽しめる内容になっています。
古典園芸の世界の表紙

  定価:1000円(税込)
    A5判・全カラー・98ページ
  発行:日本伝統園芸協会

お問合せは、
日本伝統園芸協会
2004年1月10日 発刊!


元に戻る
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送